【ネタバレ】鯨統一郎『タイムメール』第5話 「幸せになる方法」
タイムメール第5話になります。
航空会社に就職した女性の話です。
補足説明も参照ください。
以下、ネタバレ含みますので作品読了後にご確認ください。
【変更点】
●「雑誌」 → 「文庫」となっています。補足説明がある場合は下に書いています。
①「九州福岡」 → 「福岡市」p.102
②「ぬまもと ひでこ」 → 「ぬまもと えいこ」p.104
③文庫のみの加筆→p.106-107の「まゆみさん。あなたは男に頼りすぎよ」〜「いずれにしても運命を変える必要があるわ。までの9行ほど
④「インターネットを最大限利用した広告会社」 → 「コンピュータを利用したヴァーチャル葬儀を執り行う葬儀会社」p.109
⑤「すぐに電源を切ろうと思っていたのだが、」 → 文庫では削除
⑥「福岡駅」 → 「博多駅」p.117
⑦「もう一回、過去の自分にメールを送りたい〜でもその方法を、過去の自分に伝えることはできない。」 雑誌掲載分で7行→ 文庫では削除
⑧「(お願い、気づいて、過去の自分。幸せになる方法に)」 → 「(大丈夫。わたしならきっといつか運命を変えられるはず)」p.123
【補足説明】
②沼本英子の読み方で漢字は両方一緒。当初、誤植かと思いましたが、雑誌のルビはすべて“ひでこ”だったので、変更したのだと解釈してます
④皿嶋が興した会社のこと
⑤吉田まゆみが沢に話しかけようとしたとき過去からのメールが届いたので
⑦過去の改変に失敗した吉田まゆみの発言。皿嶋をおだててやる気を持続させよう、という内容
⑧意識が消える前の吉田まゆみの発言
以上、第5話の主な変更点です。
・文庫版の方が吉田まゆみはポジティブで、まだ救いがあるような終わり方ですね。
・ヴァーチャル葬儀を執り行う葬儀会社、別作品のどこかで見たような気がするので、調べてみます。
ご覧いただきありがとうございました。
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