【ネタバレ】鯨統一郎『タイムメール』第6話「追いつめて……」検証
第6話は、思春期の息子と娘を持つ父親の話です。
細かい設定が違っています。
以下、ネタバレ含みますので作品読了後にご確認ください。
【変更点】
●「雑誌」 → 「文庫」となっています。補足説明がある場合は下に書いています。
①真夜中の屋上から飛び降りようとしている。 → 真夜中の校舎の屋上から飛び降りようとしている。p.124
②四十八歳 → 四十六歳 p.124
③高校三年の大樹と、中学三年の英里 → 中学三年の大樹と小学六年の英里 p.125
④反対側の教室に → 大樹がいるのとは反対側の教室に p.126
⑤もっと苦しい人生が永遠に続くのだ。 → もっと苦しい人生が続くのだ。p.127
⑥「送りたい日付にアットマーク、そして自分の名前をローマ字で打ちこんで」 → 「自分の名前にアットマーク、そして送りたい日付を打ちこんで」p.133
⑦わたし → あたし p.133
⑧さもないと、大樹を不幸にする。 → さもないと大樹を、家族を不幸にする。p.135
⑨最大の過ちは、一週間のうち、 → 最大の過ちは塾で忙しい大樹の一週間のうち、p.137
⑩だが勝一のケータイには動画機能がついていないので、幽子のケータイを使っているのだ、 → だが勝一のスマホの動画機能が低性能なので幽子のスマホを使っているのだ。p.138
⑪それを本物の未来メールと認識せず、メールの文面に耳を貸さず、その後も大樹を怒り続けた。 → それを本物の未来からのメールを認識せずメールの文面に取り合わず、その後も大樹を怒り続けた。p.138
⑫校舎の済に腰を落とし、 → 校舎の脇に腰を落とし p.140
⑬たまには休憩も必要だ。なあ都。 → たまには休憩も必要だ。なあおかあさん。p.143
【補足説明】
①勝一が飛び降りようとしている場所の説明。
②勝一の年齢が二歳若返っている。そして、③の大樹と英里の年齢も三歳若くなっている。
⑧もっともですね。
⑩母親の都のことを、おかあさん、と。
以上第6話の内容でした。
ご覧いただきありがとうございました。
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