【ネタバレ】鯨統一郎『タイムメール』第11話 「歪んだ英雄」
今回は第11話「歪んだ英雄」について見ていきます。
他作品にも出ているであろう人物が出てきます。
以下、ネタバレ含みますので作品読了後にご確認ください。
【変更点】
●「雑誌」 → 「文庫」となっています。補足説明がある場合は下に書いています。
①さかぐち ひろお → さかぐち ひろみち (坂口浩理の読み方)p.231
②きん ともあき → こん ともあき(近智昭の読み方)p.231
③常人には計り知れない無差別殺人ではないかと思われる。 → 文庫では削除
④「手助けをしてあげるわ」 → 「手助けをしてあげるわ。あなたは最後まであきらめない人だから見込みがある」p.237
⑤文庫のみの加筆 → どんな事でも〜逆境がネタになったり……。p.238
⑥坂口浩理ほか七名を庖丁で刺し殺し、 → 坂口浩理ほか六名を庖丁で刺し殺し、p.242
⑦犯行から逃走にかけて立ち寄った → 犯行から逃走にかけて痕跡を残した p.242
⑧そこから南下した足助の山小屋だ。 → そこから南東に行った足助の山小屋だ。p.242
⑨会社社長の別荘で → 会社役員の別荘で p.242
⑩三十六歳になって、ほとんど職もなく、当然、金もなく、 → 三十六歳になって金もなく、p.248
⑪そこに充分に武装したオレが → そこに武装したオレが p.248
⑫犯人は長江の手に何かを握らせようとしている。(何をやっている?)意識が途絶えた。 → (殺される)意識が途絶えた。p.253
【補足】
①読み方が変わっています。複数回。読みにくいからか修正されたのでしょうか。
②も読みが変わっています。一度のみ。誤植なのかどうかは不明です。
③この文は雑誌では、文庫p231の“動機などは判っていない。”と“犯人はその場から逃走したが、”の間に入っています。
⑥この書き方だと八名刺殺となるので、ミスな気がします。
⑫こちらの方がこの先どうなる、というのが気になりますね。
以上、第11話の主な変更点です。
真の殺人犯は、恐らく“彼”ですね。気になる方はこちらから捜してみてください。
次回が最終話になります。
ご覧いただきありがとうございました。
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