ROYと話が弾み、時間を忘れてお茶をする
奥の席でゆったりと
話が一段落し、食事も終えたけれどまだ少し物足りずおかわりを求めて二人でカウンターへ行く
レジ付近のカウンターでTAXMANが背の高い椅子に座ってティータイムしているのを、ROYが見つけて話しかける
TAXMANの髪はスポーツ刈りに近い短髪で、白いものが大半を占めている
広げた手帳にいろいろメモをしている
「家計簿、来週までに仕上げなあかんねん」
カウンターで注文しようとするもメニューが文字化けしていて読めず
ROYがメニューを見ている間に私は自分たちの席へ戻り、170㎝ほどある縦型のカバンからから財布を探し出す
「決まった?俺はスムージー」
ROYが聞くので、私は「鉄栗コオロギたいやき」なる昆虫食を注文する
カウンターから外の様子が見え、目を向けると腰くらいまである髪の毛でスパイラルパーマを当てた、父親らしき身長2メートルくらいの男性と、小さな女の子がこちらへ歩いてくる
私が「サンタクロース」とつぶやくと、すかさずROYが
「あれ田中さんね」と返す